【new3DS・new2DSLL】3DSシリーズの解説

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先日、2023年の3月末を境に、
3DSとWiiUのニンテンドーeショップでのソフトの購入およびダウンロードの終了が発表されました。
筆者は今更new2DSLLを購入してエンジョイしていたところだったので顔面蒼白になりかけましたが
情報を整理して改めて2DSLLの魅力をお伝えしたいと思います。

 

【重要】バーチャルコンソールやダウンロードソフトの注意点

2023年3月末以降、eショップでの購入だけでなく、
ダウンロードすらできなくなるのでご注意ください

残高の追加は2022年の8月30日までとなっています。

現在はニンテンドーアカウントからであればクレジットカードでのソフトの購入も可能となっています。
3DS本体からはニンテンドープリペイドでの購入のみがかろうじて可能です。

今後WiiUと同じく、
バーチャルコンソール作品が多数インストールされている個体が多く高値で取引されるようになるかもしません。

 

 

そもそも3DSシリーズはいつ生産停止になったの?

2DSLLと3DSの比較
ニンテンドー3DSは2011年2月26日に発売された携帯ゲームハードです。
ニンテンドーDSシリーズの後継機として、その後も「3DSLL」や「new3DSシリーズ」など、
さまざまなマイナーアップデートを経て愛されてきたハードでした。

2020年9月16日に「ニンテンドー3DS」をはじめ、
「new3DSLL」および「new2DSLL」、「2DS」など一連のハードの生産が終了となりました。
以降は「new3DSLL」および「new2DSLL」の新品は高騰し続けています。

ちなみに3DSには複数のマイナーアップデートモデルが発売されており、
最終のハイエンドが「new3DSシリーズ」となっていました(通常サイズとLLサイズ展開あり)。
そこから裸眼立体視の3D表示機能のみを削った廉価版としての立ち位置の(実際は他にも違う点がある)、
「new2DSLL」も広く親しまれてきました。

「レトロゲームになりつつある未プレイの名作ソフトをプレイしたい!」という思いが強まり、
2021年12月に新品でかろうじて手に入る2DSLLを購入し、日々楽しんでおります。

本機が発売されていた当時は学生で、お金があまりに無かったり時間が取れなかったりでしたが、
ゲームから離れていた頃を取り戻すようにプレイしています。

 

3DSシリーズを今さら買うメリット3選

バーチャルコンソール終了はショックではありましたが、
まだ悩める時間はあるため逆に今こそ買い時が来ているとも感じられます

購入する場合は、家電量販店の在庫を探したりすることになりますが、
少なくとも「new」の文字が付いた「new3DSシリーズ」を購入してください。
古いモデルだと今からでも購入する大きなメリットである、「バーチャルコンソール」に一部対応していないためです。

 

メリット1:レトロゲームのバーチャルコンソール

なんといっても、レトロゲームを楽しめる専用携帯機として遊べることです。
バーチャルコンソール機能で、「スーパーファミコン」や「ファミコン」をはじめ、
ゲームボーイ」から「ゲームボーイカラー」にくわえて、
セガの「ゲームギア」のソフトまで遊べてしまいます。

 

筆者はもともと、ちまちまとレトロゲームをいろいろ楽しみたいなぁと思っていたので、
かねてより「Nintendo Switch Online」に加入してプレイしておりましたが、
現状どうしてもバーチャルコンソールでしか配信がされていないソフトもたくさんあります

スーパーファミコンからはFF6やライブアライブ、マザー2、がんばれゴエモンシリーズ、
タクティクスオウガetc上げだすと結構キリがないほどです。
(マザーシリーズは2022年のswitchオンラインに追加されましたね)

くわえて現状では「Nintendo Switch Online」でカバーされていない思い出のハード、
ゲームボーイやゲームボーイカラーの名作を同じく携帯機で気軽に楽しめるのは本機ならではの魅力です。

「6つの金貨」や「ワリオランド」をはじめ、
未プレイだったけど耳馴染みのあった作品を遊べるのは本当にたのしいです。

例えばゲームボーイの「ロックマンワールドシリーズ」はバーチャルコンソールでしかプレイができず、
特に「ワールド5」は独自のシステムを採用した意欲的な作品のため、好きな方へは特におすすめの作品です。
カラー専用のロックマンXシリーズの「サイバーミッション」や「ソウルイレイザー」も対応しています。

このように現状他のハードでカバーされていないソフトを楽しめるのは本機種ならではのメリットです。

 

メリット2:3DS・DSの名作が複数遊べる

3DSから数えて約10年近く、DSから数えると15年以上という驚異の長寿を誇ったハードであったため、
非常に多くの人気の名作が複数リリースされてきています。

これはニンテンドー3ds(およびDS)のハードとしての魅力です。

ポケモンシリーズも2022年年始に発売された『ポケモンレジェンズアルセウス』と地続きとなっている、
『ダイアモンド・パール(プラチナ)』をはじめ複数のシリーズが本機と共に親しまれてきました。
リメイクが期待される『ブラックホワイトシリーズ』や、
シリーズ初の3D作品となった『XY』、
最終作となった『サンムーンシリーズ』などなど非常に多くのビッグタイトルを擁してきました。

またアトラス社の名作ゲームも複数発売されており、
パッケージ版、ダウンロード版を問わず遊びごたえのある名作が非常に多くあります。

switchにも移植されたり、switchで続編がリリースされているシリーズも少なくありません。

例えば『モンスターハンターダブルクロス』はswitchにも移植されており、
インターネット通信でハードを越えて協力プレイが可能です。
ライズが稼働中の現在でもオンラインに結構人がいます。

 

メリット3:最新作に旧作のポケモンを送ることができる

『ポケモンバンク』を通じて、現行最新の『ポケモンホーム』と連携することで、
最新作に旧作のポケモンを送ることができます。

先日第9世代の最新作の発表がありましたが、
最新作へ各世代のお気に入りのポケモンを集約することができます。

またバーチャルコンソールでプレイする第一世代の「赤・緑・青・ピカチュウ」や、
『金・銀・クリスタル』ですと、
本来であれば通信互換性が備わっていなかった世代からも最新作へポケモンを送ることができてしまいます。

 

3DSシリーズを今から買う際の注意点

もし気になっていてバッテリーなどの心配からも新品を希望されている場合は、
早めに検討されたほうがいいようです。

また最大の争点がどの機種を持っておきたいかということも把握しておかれると良いと思われます。
何より一番の注意点が、バーチャルコンソール購入とダウンロード期限がもう目前に迫っているということです。

 

3DSシリーズの各機種の違い

本機は10年近い歳月にわたって親しまれたハードのため、
複数のマイナーアップデート機種が発売されてきました。

スーパーファミコンのバーチャルコンソールを楽しみたい場合は、
対応しているのは2014年以降に発売された「new3DS」以降のシリーズとなりますのでご注意ください

(そのため、「3DSLL」と「new3DSLL」は違うハードとなります)

ですので、これから一台押さえておこうという方は、
「new3DSLL」か「new2DSLL」で迷われることになるかと思います。

 

「new3DSLL」と「new2DSLL」の比較一覧

【比較項目】 【new3DSLL】 【new2DSLL】
液晶画面 IPS液晶 TN液晶
重さ 約329g 約260g
スピーカーの位置 上画面部分正面の左右に配置 下部分の側面左右に配置
ゲームソフトの入れ口 下画面部分の側面に常時開口 下画面部分の側面のカバー内に差し込み口
バッテリー稼働時間 約3時間30分~7時間 約3時間30分~6時間30分
microSDの差し込み位置、容量 ねじ止めの背面内(32GB) ゲームソフトと同じ側面カバー内(32GB)
塗装割れ あり 無し

 

液晶画面の違い

3D表示機能の有無だけでなく、液晶画面に違いがあります。どちらも大画面で迫力がありますが、
「2DSLL」はtn液晶で少し白っぽく、
「new3DSLL」はips液晶で発色がよく画角が広くなっております。

一般的にパソコンの液晶においても、tn液晶は少し白っぽくなりやすく、
ips液晶のほうが映像が鮮明できれいだと言われています。

実際に旧い3DS(IPS液晶)の画面と比較すると、
若干3DSの方が発色が良く感じられ、2DSLLの方が白っぽく見えます。

こればかりは実機を触ってみないと正直体感しづらいかもしれません。

私自身裸眼での3Dプレイをしてみたいという気持ちもあるので、
中古でips液晶を積んだ3dsLLを探したいとも思っています。 

 

重量の違い

携帯機は据え置き器と違って常に本体を保持しながらのプレイとなります。
何キロも違うわけではもちろんありませんが、
new2DSLLの方が重量が軽いため長時間のプレイで腕が疲れにくいです。

 

ソフトとマイクロSDカードの差し込み口の違い

ゲームソフトとmicroSDカードの差し込み口が大きく違っています。

・ゲームソフトの差込口
new3DSLLのゲームソフトの差し込み口は、
旧3DSと同じく本体下部の側面の常時開口している箇所になります。

new2DSLLの場合は、本体下部の側面にカバーが新たに設置されており、
その中に差し込むつくりになっています。
このため、稀に手で押し込んでソフトが飛び出てしまうという事故が発生し得なくなっています。

・microSDカードの差込口
new3DSLLの場合は、カバーの着せ替えができるという構造もあり、
ネジ留めされている背面カバーの裏側から差込ます。

new2DSLLの場合は、ゲームソフトの隣に差し込み口があるため、
非常にかんたんに差し込むことができます。
(とはいえ一度差し込むとほぼ触ることはないと思いますが)

 

スピーカーの位置の違い

new3DSLLのスピーカーは、本体上部の画面の左右に正面配置されております。
new2DSLLの場合は、本体下部の側面左右に配置されております。
プレイ中は手で覆ってしまいやすい場所にあるので少し注意が必要です。

 

その他の違い

new3DSLL中古あるあるとして、本体の塗装が剥がれやすいということが知られています。
見た目がメタリックで高級感があってカッコいいのですが、
パリパリと塗装が割れやすいようなのでちょっと心配ですね。

new2DSLLの場合は、外装が完全にプラスチックのため、
比較すると安っぽくなるかもしれませんが塗装割れの心配はありません。

また本体カバーや液晶保護フィルムは地味に違う仕様になっていますので、
それぞれ専用のもので対応します。
2DSLL用のカバーと液晶保護フィルム

 

new3DSLLと2DSLLとの共通点

new3ds専用ソフトがプレイできる

どちらもnew3ds専用ソフトがプレイできます。
移植版のゼノブレイドや、スーパーファミコンのバーチャルコンソールなどがこちらに当てはまります。

 

充電器が付属しない

どちらも充電器が付属品としてついてこないのでお気を付けください。

 

microSDカードの容量

3DSのmicroSDカード
どちらもmicroSDカードのみ対応しており、
容量は32ギガバイトまで使用できます。

 

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